宮城県登米市出身
労働省(現厚生労働省)入省
小田原、横須賀、川崎南、横浜北署の4箇所の労働基準監督署長(10年)
平成16年3月、定年前に退職勧奨により退官
平成16年4月みなとみらい労働法務事務所 開設
安全総合調査研究会代表
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日本のリスクアセスメントは、3つの誤解から迷走しています。
第1の誤解 危険源のチェックリストを作らず、リストアップしていないこと。
第2の誤解 リスク評価でツジツマ合わせをしていること
第3の誤解 危険予知とリスクアセスメントを一緒にしていること
日本のゼロ災運動の成果は、災害発生率の低さで世界トップクラスにした。しかし死亡率は中クラス。
リスクアセスメントはゼロ災を目指していない。
リスクアセスメントは危険ゼロを目指しているが、不可能と考え、許容されるリスクを認めている。
リスクアセスメントは死亡重大災害ゼロを目指している。
当事務所に関係するゼネコンの安全担当部長等による現場に則した実践書
現場責任者は、緊急を要する安全管理が求められ、即決しなければならない。
その時のための基礎知識をQ&A形式で解説
胴ベルト安全帯は世界で使用禁止。その使用を命ずる日本の安全は世界の非常識。
多くの胴ベルト安全帯によるぶら下がり体感教育の目的は意味がない。
体感教育の目的は、胴ベルト安全帯の限界を知り、ハーネスに移行すること。
その前に手すり等墜落防止措置の徹底。
ハーネスの使用方法を具体的に解説。ハーネスの危険性も指摘。
ハーネス型安全帯も適正に使用しないと危険。
ハーネスの墜落安全距離は5.4m以上。
3m程度の高さでどうやってハーネスを使用するのか
胴ベルト安全帯で宙づりとなり低酸素脳症等で死亡する災害が毎年発生している。
胴ベルト安全帯の体感では40秒でギブアップ。レスキューが救出する20〜30分まで待てない。
墜落に対する現場のレスキュー教育は、日本で制度的になく、欧米の非常識。
ロッククライミングの発想から筆者が実際に体感して実践した、目からうろこの延命措置を紹介。